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対局開始の準備
先手番(楚)、後手番(漢)を決める
チャンギでは、「楚」が先手番、「漢」が後手番です。
一般に、年長者または棋力の上の人が「漢」を持ち、年少者または棋力の下の人が「楚」を持ちます。
これは、礼儀と棋力とを考慮した一般対局での決め方ですが、なかなか判断が難しい時には「兵」と「卒」による「握り」で先後を決めます。
「握り」で先後を決める場合は、まず、片方の人が「兵」と「卒」を、相手に見えないようにそれぞれの手の中に1つずつ取って握ります。もう一方の人は、そのどちらかの握られた手を選択し、中に「兵」があった場合は「漢」を持ち後手番、「卒」があった場合は「楚」を持ち先手番となります。
プロ棋士同士のテレビ対局などでは、対局者が、中に「漢」と「楚」が入っている2つの袋からどちらかを選び、その袋を両者が開けて「漢」「楚」を決めるやり方も目にします。

女性プロ棋士同士による対局